海外生活 傷ついた心の修理、メンテ②

海外生活

ある友人の話

 その昔、友人はある国の日本料理店料理長として呼ばれました。日本のように高い衛生意識もなく法律も不足している途上国では、厨房内の清掃も日本人から見ればあり得ない雑さでした。当然、食中毒を恐れる料理長は、ひたすら指導、教育を続けましたが、お金もらってできるだけサボろうとする従業員たちを前にひたすら悩み続けました。しかし彼は悩みながらも一人で掃除を続けていました。毎日毎日厨房を掃除し、まな板を丁寧に洗い続けました。

なんで俺がこんなことまでやらなければならないのか?!

なぜ?こんな簡単なことも理解できないのか?!

 海外生活で直面するこの2つに心をやられていく人があまりにも多い中で、料理長にはある日変化が訪れます。その日も営業が終わった後の掃除の時間、一番若いスタッフが「自分がやるから!」と言ってまな板を丁寧に洗い出しました。その後も毎日若い子がまな板を洗い、以後料理長にはやらせませんでした。料理長はトイレで一人泣いたそうです。

 ここまで料理長が費やした時間・・・・・3年

 皆さんは3年耐えられますか? 

 ちなみに上記の話はかなり昔で今は違っていると思いますが、うちの工場では20年間かかってもまだできていないことがたくさんあります(涙)

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